なんで私がブラウンに!?〜ブラウン大学留学記〜

純ジャパとして生まれ育ち、大学1年の秋に一念発起して米国大学への学部留学を目指す。そして、2011年秋から東海岸のアイビーリーグ校、ブラウン大学への編入を果たした筆者の奮闘記。今回が人生初の長期留学ですが、何とか生き抜きます!!われ日本の魁とならん。
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# 私が編入するまで

久しぶりの記事です。

プロヴィデンスでは一昨日から雪が降りしきり、昨日は猛烈な吹雪で気温は氷点下三度にまで達しました。

いよいよ東海岸の冬の到来を感じさせる週末でした。


 日本に生まれ育った私は、当然のように日本の教育を受け慶應義塾大学に入学しました。当初は、自分の知的好奇心をより高いレベルで追求できる大学生活に満足していましたが、9月も終わりに差し掛かるころには、もっと厳しい環境で自分を試してみたい、そうした欲求が抑えがたいものとなっていました。

 ところがいざ準備に取り掛かると、SATTOEFLなどの試験や推薦状、エッセイなどあまりに多くのことを4か月程度で済ませねばならないことがわかってきました。加えて、自分の目標とする大学はアメリカでも屈指の名門、編入の合格率は5%以下とも言われていました。「無謀」という言葉がピッタリの挑戦だったのです。その証拠に、TOEFLの対策予備校の中には、帰国子女でもない未受験者が100点以上など保証できないので、と希望するクラスへの入校を断られたこともありました。

 しかし、難しさに呆然とすると同時に、調査を重ねるにつれ、米国の大学こそが自分の求める環境であると信じるようになりました。前例が皆無に等しく、インターネットではほとんど情報が得られなかったため、大学の教授はじめ多くの留学経験者の方に直接お話しを伺い、準備を進めました。31日の締め切り当日に出願を終えたときの達成感は鮮明に記憶しています。

写真は秋晴れのメイングリーン

吹雪で荒れる図書館からの帰り道

| comments(2) | trackbacks(0) | 09:04 | category: - |
# 英語を学ぶメリット
この前あったベトナム人の留学生との会話。。。

留学生「日本はもうだめとかいう人もいるけど、それは経済規模の問題だけで、日本好きな人や日本を尊敬する人は減ってないと思うよ。」
筆者「そうかなぁ。ありがとう。」←まんざらでもない

留学生「日本は技術も、文化も世界一で、何でもできるすごい国だと思う・・・
語学以外はね。」
筆者:ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!

ちょっと悔しいですよね。


日本人の英語を何とかしなくてはと、文科省も小学校教育への英語の導入を決めています。

では、世間でいう「英語は国際社会で生き抜く中で必要」というのは、どういう意味なんでしょう。

私はおおざっぱに2つの理由があると思います。

‘ってくる情報の質と量を高める(インプット)

世界で何が起こっているのか、日本が世界からどのように見られているのか。
そうした問題を知るうえで、一つの文化圏(=日本語文化)のメディアに頼るのは貧弱です。
世界の知的な共通言語が英語である以上、情報の質量ともに英語を理解するメリットは十分にあります。
新聞やクオリティ・ペーパーの記事を読んだり、新しい学説やアイデアに触れて自分と異なった見方を得たりするにも英語を理解できたほうが便利です。

中には、翻訳で十分という方もおられるかもしれません。
しかし、翻訳の場合、数時間おきに更新される記事では細かなところまで日本語で表現できていないかもしれませんし、書籍の場合、オリジナルが発刊されてから権利交渉・翻訳・校正などを経て、数年近く後になるまで日本語で読めないこともしばしばです。
世界と同時進行で情報を得るためには、英語を理解することはやはり必要ではないかと考えます。


∪こΔ貌本の存在をアピールする(アウトプット)

情報を取り入れるために、英語が便利なように、情報を発信するにも英語はまだまだ必要だと思います。
日本人の中にどれだけ外国人の友人を持つ人がいるのかは知りませんが、例えば、趣味にしている盆栽のブログを英語で書いてみる、といったことからも日本を世界に発信することができます。

学生であれば受験を経て一流大学に進学してから、交換留学などの機会を活用して海外の優秀な学生と対等にやりとりするために、英語は必須です。
こちら(ブラウン)に来て思うのは、学生の知性・教養といった点では、別に日本の大学生と変わりない、ということです。
それどころか、自信ありげにしている学生ほど明らかに偏狭な考えを持っていたり、論理が簡単に崩れたりしがちです。
ただ、留学生はネイティブほど英語がうまくない。
それだけの理由で、話に頭がついていかないで黙っている人と一緒にされたら、たまったもんではありません。

ネイティブ以上の英語力とはいかないまでも、自分の専門分野や得意分野で対等に渡り合えるくらいの勉強はしておいて損はないかなと思います。
それがひいては、「日本人もなかなかやるな」という存在感につながるのだと考えます。

| comments(5) | trackbacks(0) | 07:10 | category: - |
# 授業開始
 久しぶりの更新です。

授業開始から昨日で2週間がたちました。

英語のやり取りにも徐々に慣れたものの、まだまだ分からないことだらけで、何とか生き延びる日が続いています。

ブラウンでは一般的に4科目を一学期に履修します。
私も多分にもれず、4科目申請しました。

・Basic Chinese
・Academic Writing and Critical Reading 
・Introduction to American Political Process
・Intermediate Microeconomics

中国語は、専攻を考えている国際関係学の必修だからというより、留学生仲間のほとんどが中国人だから始めました。
授業は毎日行われ、テストや宿題も毎日出てくるので、初学者には大変です。

ライティングは、学生全員の必修になっています。
少人数のクラスで、同じ文章について議論したり、エッセイを書いて評価したりします。
そこで強調されるのは小難しい言い回しよりも、シンプルでわかりやすいエッセイの大切さ。
SATなどを経て、統一試験でいかに自分の知性をアピールするか、ということにとらわれている学生が多いようで、大学のエッセイはもっと簡潔にまとめるように指導されています。
特定の文体を押しつけはしませんが、フィードバックをくださいと言えば、時間を取ってアドバイスをもらえるのは、留学生には願ってもないことですね。

アメリカ政治制度入門は、憲法や行政・議会・司法の三権分立、市民権などなどアメリカの政治の原則を学ぶクラスです。
取っている授業の中では最もやさしい「はず」のクラスなのですが、教授の話はこうした範囲にとどまらず、いま政治でどのような議題があって、それと特定の制度や過去の経緯が同関連しているかにも及びます。
世界史でアメリカ史をやっていても、あまり詳しい話は知らない留学生(筆者)は課外であれこれ本を読んで知識を増やしています。

最後のミクロ経済、これが一番簡単です。
そもそも数式と基本原理だけ理解すればあとは問題を解くだけ。
使われる英語も簡単なものばかりで、留学の初めには一番負担がなくて向いているクラスです。


ここまでは順調。
あとは課外活動が決まってくると、落ち着いて学生生活ができるようになるのでしょうか。
昨日は日本人の先輩方にも会って、元気をもらいました。
今の自分には到底できないようなハードな生活をされているのを見て、負けてられないと感じています。
疲れている時こそAgressiveさを失わないで、学んでいきたいと思います。
今日はこの辺で。



留学生のバーベキューパーティーにて

バスで小一時間走って、バーベキューの出来る海辺へ。この場所はブラウンの卒業生の好意で借りているらしい

日本食もあるんです!!トンカツ!!!・・・日吉の「とん三田」に行きたい・・・





| comments(0) | trackbacks(0) | 12:30 | category: - |
# ショッピング期間
ここ数日更新できていないのは、ほかでもない、ショッピング期間だからです。

この制度は、私の以前在籍していた慶應義塾大学でも行われていましたが、授業最初の一週間はどのクラスを取るかを見極めるために、あっちこっち授業に顔を出して、それから正式に履修登録する、というシステムです。

利点としては、シラバスだけではわからないクラスの雰囲気・先生のスタイルなどを見て、授業を選べることがあげられます。

ただ、ブラウンの授業と日本の大学の授業には大きな違いがあります。
日本では、一学期に10以上の異なるクラスを取ることが当たり前ですが、
ブラウンでは、なんと5科目が上限とされていて4科目が推奨されています。

それにはわけがあって、日本の授業の多くが週に一時間程度なのに対し、こちらでは平均して3時間程度のクラスがあります。
それが週に2・3回に分けて行われるので、日本のように10科目も履修するのは不可能なのです。

よく、アメリカの大学生はよく勉強するといわれますが、それを支えるのが少ない科目を重点的に講義するシステムなのかもしれません。

週何回かの授業ごとに宿題や小テスト、時にレポートや試験があるわけですから、少なからず毎日勉強することになります。

中には歴史や文化人類学などなど、読書量が多いものや、反対に経済学・数学といったわかってしまえばそれほど大変ではないものなど、科目ごとに性質が違うものもあるので、学生は全体のバランスを考えてコースを編成します。

私も多分に漏れず、今日まで連日クラスを回り、大体興味を絞っていきました。
最初こそかなり、攻めのコースでしたが、相談に行ったディーンから、最初の一学期は比較的負担が少なくて専攻に生かせるものをとるように助言され、落ち着いた構成になりそうです。

あとは、単位の交換次第。
日本の制度とアメリカの制度の違いは、授業の進度に如実に表れます。
どこまでトランスファーできるのか、来週までわかりませんが、あまり期待せずに臨もうと思います。

日本で編入に生かせるのは、数学などでしょうか、不必要にレベルの高い単位がもらえそうです。
政治経済の分野でも、「日本国憲法」などは単位になる可能性が低いでしょうが、政治思想史・マクロ・ミクロ経済学などは比較的交渉の余地があるようです。
ブラウンの場合は、総授業時間で単位を評価しているので、日本の大学でいう通年履修をするとこちらでは半期の1単位になります。

いよいよ学生生活が始まって、緊張感も高まりますが、基礎的なクラスであっても熱気のある授業が学問への興味を掻き立てます。
とりあえず、当面の課題は中国語の発音になりそうです・・・・・・。



写真は入学式と卒業式の二度だけ、学生がくぐることになるVan Wickle Gate












| comments(0) | trackbacks(0) | 06:50 | category: - |
# アメリカの大学編入の手続き(1)
ブラウンを含むアメリカの大学に進学(編入)する際に必要な手続きについて、質問をいただきましたので簡単に説明します。

※ここに記述するのはあくまで筆者の経験の範囲内の必要事項ですので、これから同様の出願をする方すべてに当てはまるものではありません。ご注意ください。


1.英語能力を証明する試験
 アメリカの大学は当然ながらほぼすべての授業が英語で行われます。よって所定の条件(在米年数や英語教育の経歴、SATの点数など)を満たさない学生には原則としてTOEFLの受験が義務付けられています。私の場合、トップ大学はTOEFLibtで100点以上、できれば105点が望ましいといわれました。(最終スコア100←ぎりぎり)


2.学生としての能力を証明する試験
 日本にセンター試験があるように、アメリカにも高校生を対象とした同様の学力試験があります。それがSAT(Scholastic Assessment Test)とACT(American College Testing)です。大抵の場合どちらかを選択すればよいようです。私はSATを選択しました。中身はほとんどセンターと同じで、アメリカ人の国語に当たる基本科目のCritical Reading / Math / Writingに加え、文学や歴史、物理、化学、生物、フランス語、日本語、中国語など相当数の科目から2科目の点数を提出します。ただし、大学によっては編入の際に改めて基本科目以外を受験しなくても良しとすることがあります。(意識の高さを見せつけたいなら受けるべきでしょうが、私の場合は時間がなかったので基本科目だけでした)

3.エッセイ(どうして編入したいのか、何を学びたいのか、あなたはどんな人物かetc。。。)

 アメリカの大学受験と日本の大学受験との決定的な違いをなすもの、それがエッセイです。ここでは、試験の点数や課外活動の報告、推薦状など、客観的に評価されたものとの整合性も含め、自分のことをどれだけ知っているか、一貫性を持って理解し行動できているかが問われます。
 
 つまり、自分のこれまでの人生を振り返って、何が嬉しかったか、何に燃えてきたか、どんな行動をとってきたか、といったことを考えながら、それを表すようなストーリーにすることが求められています。
 
 ここまで読むと、アメリカのトップ大学に行く生徒なら・・・・・・きっとクラブで全国優勝した話とか、数学オリンピックで入賞した話とか、NPOを中学で立ち上げた話とか、をするのだろうと思う人があるかもしれません。そう考えると、これまでの自分のアチーブメントなんて、といじけてしまいますよね。「あなたの人生で」なんて言われた日にはさぞかし偉大な文章にしなければならない気がしてしまいます。

 しかし、それは誤解です。なぜなら、大学がエッセイを通じて知りたいのは、"Who you are"すなわち、あなたが何者なのか、どんな人物で、何に興味があり、どう行動しているのか、そして、それをどこまで正味で謙虚に理解し表現できているかです。英語に"authentic"という言葉がありますが、オーセンティックな自己を表現することがもっとも重んじられるのだと思います。
 
 論より証拠、参考までにこの本を紹介します。

50 Successful Harvard Application Essays


 この本は文字通りハーバード合格者のエッセイをえりすぐったものですが、中には花束について書いている学生、自分の話し方について書いている学生、エッセイを書きながら考えたことを書く学生などもいて、大学は何を求めているのかをつかむうえで参考になると思います。


 私自身もこの過程には着手から3か月をかけ、最後の1月は一日10時間はかけてわずか数本のエッセイを仕上げた記憶があります。今でも、エッセイのおかげで合格できたとの認識は変わりませんし、ブレストから作文にいたるまで延々と自分と向き合えたことは一生の宝だと思っています。

 それくらい大切で、そして有意義な出願プロセスなのです。

【つづく】
4.推薦状
5.成績表
6.アドバイザーの推薦状
7.出願

| comments(0) | trackbacks(0) | 09:16 | category: - |
# 学長による入学のスピーチ
昨日はシモンズ学長による新入生歓迎のスピーチがあり、正式にBrown'15の入学が宣言されました。

スピーチ中の学長
学長のスピーチ



おどろいたのは、登壇した学長やディーンのスピーチのうまさ。
深い学識に基づいたコメントを折々にはさみながら、新入生の入学を歓迎し、同時にブラウンの学生としての自覚を促すものでした。
なまじっか昨今の世界の苦難に言及して、「はい、がんばりなさい」と諭すよりも、なぜ学ぶことが素晴らしいのか、どうして人は学ぶのか、大学の理念は何なのか、そうした本質的な事柄を説明するほうが、新入生も得るものがありますよね。

大まかな骨子は以下のようだったと思います。
・とにかく入学おめでとう!!(学長は希望するすべての生徒とハグすることを宣言する←)
・ブラウン大学のコミュニティーを支えるのは常に学生の熱意だった
・ブラウンのリベラルアーツは、過度な専門化ではなく、学問を通して「学び」を最大化し、生徒の人間としての成長・成熟を目指すものである
・それゆえ、学生は未知の分野にも臆さずに挑戦してほしい。
・大学側はそのためのあらゆる手助けをする(Pass/Fail, ディーンやアドバイザー、教授への質問は自由、ライティング・センター、キャリア相談所などなど)
オープンな心を持って、新しいことに挑戦してほしい
・いつでも相談に来てほしい

式に集まった新入生と両親などなど
入学式

いよいよ始まるな、という感じです。
日本で渇望していたもの、あるいははるかにそれを上回る洗練された理念に触れて、感慨もひとしおです。
去年の努力・葛藤が思い起こされ、それと同時に、自分に合った環境だからこそ、どこまでやれるか試してやりたいと素直に思いました。

日本では闘いのように感じられた人生が、みんなから応援されている今、好奇心を追求できる学びの場になっています。

この瞬間を大切に勉強したいと思う一日でした。


※このところ、SNSのDMなどで質問をいただく機会が増えています。極力早急に記事にするよう努めますが、時間の制約などですぐに更新できない場合があるかもしれません。ご容赦ください。

"I therefore declare the entrance of Brown students'15 "

うぇるかむ
| comments(0) | trackbacks(0) | 06:42 | category: - |
# 夕食会
たまには日常について書いてみます。

昨日の夜は、以前に招待されていたパーティーに参加してきました。
学長をはじめ、数多くのディーン、教授も出席するプライベート=パーティーなるものです。
学生の招待基準はよくわかりませんでしたが、両親と一緒に招待されているケースや、兄弟で招待されているケース、単独で招待されているケースなど、まちまちでした。

感想・・・自分の英語はまだまだだ。
日常会話で困らない程度の英語力と、いろいろな世代・立場の人と社交をして場を持たせるだけの感性と英語力を持っていないことに卒然としました。
がっかり、というわけではありませんが、正直、「今学生でいるうちに気付けてよかったな」と感じました。(これがもし外交の舞台だったらシャレになりません)
やっぱり、相手にも悪いですし、自分も極まりが悪いことこの上ない。
寮に帰って久しぶりに本を読みました。

日本語で得た知識の英語化、口語の洗練、思考の簡潔化、あとは社交そのものを楽しむ気持ち。
こうしたことが、今後の目標となりそうです。

自分の場合、失敗するとわかっていても行きたくなる時がしばしばあります。今回はその凡例です。今の自分ではこなしきれないとわかっていても、実際に失敗するのとしないのでは問題認識が大きく異なると思います。
致命的でなくて、自分のすすむ道にいつか現われるであろう障壁ならば、さっさとぶつかってみて策を練るのが私の流儀なのかもしれません。
「問題は解決するためにある」そう信じて疑わないことは、留学のように不確定性にみちた生活では大切だと思います。

いよいよオリエンも佳境に差し掛かってきました。
来週からは授業(ショッピング)とカウンセラーとの面接が始まります。
体調管理に気を付けて、準備を進めようと思います。






| comments(0) | trackbacks(0) | 01:28 | category: - |
# 質疑応答
以前、同じく編入に興味をお持ちの方から頂いた質問の返答を、アップします。
同じような疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。 

1.編入をしようと決意した理由
自分も能力を高め鍛えるために挑戦しようと思いました。
自分自身、これまでの人生で大切にしてきた、アグレッシブさや創造力、リーダーシップなどを活かし伸ばせる場として留学に思い至りました。
日本の大学の自由度の高さは、やりたいこと学びたいことのはっきりした学生にとっては、かなり有益だとおもいます。
一方で、分野を問わず、あらゆる分野の学習を通じて知性を陶冶し、人間としての叡智と学びを得ることを目指す人には対話を主とするリベラルアーツは最高の環境だと考えました。(この考え方は福沢諭吉の「学問のすすめ」によく著されています。)

また、留学のエッセイは自分を見つめるいい機会でした。周囲がどうとか関係なしに、自分はなにをしたくて、なにを伝えたいのかを考えて見ることは、成果が出る可能性がたとえ数パーセントでも自分の将来に大きく寄与すると思いました。
合否もさることながら、挑戦する行為や過程で得られる学びそれ自体に大きな意義を見いだしていました。

補足ですが、父がブラウンの卒業生であり、良き相談相手となってくれたことも大きな要素だとおもいます。

2.留学会社を利用したか自分で全て出願したかどうか
利用しませんでした。
全て自前です。
試験対策も方法論だけ予備校へ通い、あとは独学でした。
自分の場合、留学を決めたのが九月の終わりだったので、とにかく時間がなかったのを記憶しています。(締め切りは3月1日)

※無謀だと言われても決して真に受けないのは大切だと思います。

3.他の出願大学
当初は、Harvard College, Brown University, Stanford University, Swarthmore College,Haverford Collegeなどを考えていました。結局のところ、エッセイの作成に時間を取られ、のHarvard, Brown, Haverfordの3校に出願しました。これは、合格可能性とエッセイのテーマの近似性に基づいて決めました。好みはもちろんですが。


4.卒業後の進路についてどう考えているか
正直なところ、まだ働いたことがないので良くわかりません。いわゆる外銀外コンに就職するかもしれませんし、ベンチャーに加わることもあるかもしれません。ただ大枠として20代は修行の時期と考えています。その後は目的と志次第ですが、日本のために何か行動を起こしたいと考えています。政治家然り、実業家然り、NPO然りですからそこは自分の能力とゴールに合わせて決めたいと考えています。

Chinese Lunch

チャイニーズ・ランチ・パーティ@Alumnae Hall,
Pembroke Campus

(今年は”Year of China”ということで、様々なイベントが企画されています )
| comments(0) | trackbacks(0) | 04:41 | category: - |
# オリエンテーション〜留学生編〜
アイビーリーグの一校に数えられ、全米の大学学生満足度で1位を獲得するほど人気の高いブラウン大学ですが、全学生6300名のうち留学生比率は10%ほど。

ディーンによると、今年度の学部留学生(アメリカ以外から進学する学生)は約280人ほど。
日本でも近年注目されつつある概念として、文化的バックグラウンドの多様性があげられます。
要するに、アメリカ人だけで研究議論するよりも、世界中の人で考えたほうが多面的で深みのある議論になるよね、ということなのですが、ご多分に漏れずブラウンも世界90か国から学生や教授を集めて、大学の発展を図っています。
私の周りにも中国やインド、韓国、カナダ、UAEといった数多く留学生を輩出する国々だけでなく、アフガニスタン、モンゴルなど経済的・政治的に苦境に立っている国からやってきた学生が何人もいます。
中には、一人で祖国を背負って(representして)来ている勇敢な学生もいるわけです。

とはいえ、どんな学生でも全く新しい環境でたった一人学生生活をしていくのは心細いですよね。


そこで「留学生ひとりぼっち」を防ぐべく活躍しているのが学生団体IMP(International Mentoring Program)の方々です。

留学生は他の学生より2・3日早く大学入りすることができるのは前にも述べたとおりです。このInternational Orientationの期間のイベント企画や、新入生のサポートに当たるのがIMPです。

友達作りのための食事会やゲーム、大学生活についての説明会などを主催するほか、飛行場からの送迎をしてくれたり、鍵や学生証の受け取り・ビザ登録・銀行口座開設といった事務手続きにもアドバイスをくれます。

私も友達作りのために朝食やブランチ、ピザパーティーやアップルパイ・ソーシャルなど体力の許す限り参加しています。おかげで今のところ友達には困ってません。
ひょっとすると来年は私もメンター(10人ほどの留学生グループの案内役になる学生)になっているかもしれません・・・。
IMPについてもっと知りたい方はこちらへhttp://students.brown.edu/imp/
アップルパイ・ソーシャル
ピンクのシャツの人がIMPのスタッフ
ピザ・パーティー
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:27 | category: - |
# ブラウンに到着&寮の様子
いよいよブラウンの寮に入る日がやってきました。

ハリケーン・アイリーンの接近で一時はフライトがキャンセルになるのではと冷や冷やしていましたが、ぎりぎりセーフで大学の所在地ロードアイランド州プロビデンスへ到着。
とはいえ、一本前のフライトはキャンセルになったみたいなので、さっそくの幸運に感謝。

寮が開放されるまで一日あったのでその日は大学から徒歩圏内のホテルで一泊、翌朝大学へ引っ越しました。

授業の開始まではあと一週間ほどで、原則的に9月1日まで生徒は入寮することができません。
ただし、留学生は特例として二日早い入寮が認められています。

私の場合は、友達を早く作れるようにルームメートのいる二人部屋を選択しました。
もちろん、勉強に集中したいなどの理由で個室を希望する生徒もたくさんいます。

ブラウンでは、寮はキャンパス全体に散らばっており、大規模なもの(1年生用)になると1000人以上が暮らしているものもあります。

寮の部屋

私がいるのはNEW PEMBROKEという文字通りできたてほやほや、ピカピカの寮です。
本来なら抽選で勝ち取らなくてはならないような大きくて真新しい部屋ですが、編入生(2年生)ということでいい思いができたのかもしれません。

各階にある共用スペース

| comments(0) | trackbacks(0) | 09:22 | category: - |
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