なんで私がブラウンに!?〜ブラウン大学留学記〜

純ジャパとして生まれ育ち、大学1年の秋に一念発起して米国大学への学部留学を目指す。そして、2011年秋から東海岸のアイビーリーグ校、ブラウン大学への編入を果たした筆者の奮闘記。今回が人生初の長期留学ですが、何とか生き抜きます!!われ日本の魁とならん。
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# 天津旅行記1
PiBの前期と後期の間の3日間、一人で天津旅行に行ってきた。
新幹線で北京から30分。クラスメートからは「一緒にパーティーハードでNight lifeをエンジョイしよう!」と誘われるも、それではアメリカとまるっきり一緒なので、「もうチケット買っちゃった」とその場を辞して一路天津へ。
 



租界の美しさ「洋気」解放北路と五大街

解放北路の金融街



旧横浜正銀天津支店(現中国銀行)@解放北路
·  
歴史的な建造物群は、特殊保護、重点保護、一般保護の3種類に分類される。



五大街入


 歴史ある建物を利用したおしゃれなカフェ
·      

軍閥の将軍や革命の英雄たちが暮らした五大道


西開教会


新築のビルでさえこのクオリティ!


にぎやかな夜の天津(音楽堂前)


洋食レストランも大盛況。中国にいるのを忘れそうになる。



歴史に磨かれた美しさ
天津のこうした建築群は、戦間期には帝国主義を押し進める列強の暗躍の舞台であった。

第二次大戦後、資産階級の弾圧が強まると、新政府に接収された建築は、いったんは人々の日常の場として、ある意味忌まわしい過去の象徴として、粗雑に扱われてきたのである。

つい最近まで、中央政府は天津の「西洋化」された土地柄を警戒して、北京から列車で30分ほどの距離にあるこの隋代から続く港街を経済発展から意図的に遠ざけてきた。

天津の華麗で繊細な街並みにとっては、改革開放にともなう中国のあまりに急激な発展から取り残されたことが幸いしたのかもしれない。

上海の旧租界のあちこちに、 新しい建物が続々と現れて風情を台無したことを思うと、図らずも時代の波から守られて、西洋と中国の文化が入り乱れて独特の光彩を放ちつづけるこの都市がどれほど貴重なことだろう。

自分が100年前の天津にいたら、などと想像を膨らませながら散策する。






天津時代の溥儀が暮らした邸宅「旧静園」

天津と日本を結びつける建物の一つ、静園は日本の傀儡となった後の清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀が住まいとした。

かつては民家として使用されていたが、天津市が2000年過ぎから文化財の保護に乗り出し、約一年の修繕を経て2007年に公開された。

壁にかかる「千秋弘遠 静園浩然」の額は溥儀の親筆である。

解放路に見えるイカツイ石造りの銀行でも、壮麗なレンガ造の大楼でもない、いかにもゆったりとしたたたずまいは、華美に陥らず、落ちぶれず、落ち着いた威容を保っている。

退位後の皇帝が日夜要人と面会し、清朝の復活を画策した静園には、居住部分の他に執務室や面会室があり、復元された部屋を観覧することができた

一階のひときわ広い応接室に入ると、上座にいる皇帝の席の目に入る真正面に「乾坤正氣」(セイキ:万物の根元となる、正しく大きい大地の気。「漢字源」より)と大書した軸が、まるで溥儀自らを戒めるように、掛けられていることに気がつく。

退位後も傀儡として革命政府の手の及ばない天津の租界に逃れ、権益の保全と拡大を目的に彼を利用しようとする列強の思惑に翻弄された溥儀にとって、孤独な精神を慰め心の平安を守るのがどれほど大変であったかは想像に難くない。

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コメント
初めまして。私、アメリカへの大学編入を考えている青山学院大学2年の仲内と申します。現在は準備をしている状態ですが、正直なところ、アメリカの大学に行くという世界の広さと自分の立ち位置というところで不安を感じています。そんな時に熊平さんの記事を拝見し、一度直接お話をお伺いしてみたいと強く思いました。
宜しくお願い致します。

仲内
| なかうち | 2012/11/16 12:26 AM |

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