なんで私がブラウンに!?〜ブラウン大学留学記〜

純ジャパとして生まれ育ち、大学1年の秋に一念発起して米国大学への学部留学を目指す。そして、2011年秋から東海岸のアイビーリーグ校、ブラウン大学への編入を果たした筆者の奮闘記。今回が人生初の長期留学ですが、何とか生き抜きます!!われ日本の魁とならん。
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# ブラウンにいる僕にできること
渡米して2か月がたち、ほかの国々の留学生とも交流する中で、改めて自分の社会的な役割、責務を考える機会が増えてきました。今回は僕の問題意識について書きたいと思います。 

われわれトップ大学の留学生の日本社会に対する役割とはなんなのか?

ただ、外資系の企業で就職しやすいだけでいいのか?海外で自己を鍛え上げるだけではいいのか?勉強するだけでいいのか?一流として名をはせるだけでいいのか? 

僕はそうではないと思います。

 ではブラウンにいる僕に何ができるのか? 情報を発信し、日本から海外への進学を支援し、強固なコミュニティーを組織して、日本をリードしていくことです。

 今僕が認識している日本の課題は大きく2点です。 
1. 海外での日本のプレゼンスのなさ 
こちらの誰もが日本の繊細な文化や精神性、あるいは高度な技術力に尊敬のまなざしを向けています。いまだに世界の技術大国としての名声は衰えていませんし、震災と津波の際の日本人の忍耐強さ、規律は多くの人の感動を呼びました。一方で、日本がその国力やそうした人々の認識に見合ったリーダーシップを世界の中で果たしておらず、そもそも、中国や韓国などと比べて、海外に人がいない。

 2. 制度疲労した社会 
日本のかつての戦後復興のすさまじさは、日本人の潜在的な実力を表すものであると思います。昨今よく指摘される、日本人の「内向き志向」、「ガバナンスのなさ」、「腐敗した政治」、といった問題、これをどうこう問い詰めても問題の解決にはならないと僕は考えます。かつてうまくいった制度が、うまくいかなくなることは、有史以来人間が繰り返し経験してきたことです。時代の変化が社会の変化を生み、昨日の戦略が通用しなくなる。すばらしい成績をのこした戦略が、次第に思わぬところに害を与えて、結果的に状況が悪化する。それが今の日本が、社会として機能不全にあるゆえんではないでしょうか。正直なところ、日本人の本質がどうこうといって、その理由づけをするのは不毛だと感じます。 新しい青写真を描く人が必要なだけではなく、その青写真を社会全体で議論して、共有ビジョンとして社会が参加して変えていくことが求められているように思います。 

では、それを何とかできるのは誰なのか? 
僕たち、海外の優れた教育機関で学ぶ留学生ではないでしょうか?

 この頃、各界で活躍されている方々の中で、海外のMBAなどの修士号を持っておられたり、若いころに日本の外で研鑽をつまれたりした方がおおく見受けられるようになってきました。
日本に多様な視点を持った優秀な人材を提供すること、新たな視点や世界各地で目撃した世界の潮流を日本へ伝え、先導すること、それがわれわれ留学生の責務であると思います。

 「国際的な人材」という国内のレッテルに甘んじるのではなく、われわれが主体的に自分たちの役割を考え、行動を起こすことが求められているのではないでしょうか。 かくも恵まれた教育を享ける者の責務として、実行していきたいと思います。


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